神奈川 | 箱根駅伝(芦ノ湖側)

神奈川 箱根 より大岡豪です。1月2日、3日は箱根駅伝の応援にきています

2012年から2025年1月現在も継続してキャンピングカー🚙 を 家代わり🏠に 生活です。私は、日本🗾のどこかでのんびり暮らしています。キャンピングカー生活での「収入/風呂/トイレ/住所/郵便/税金/夫婦」は、実用書「キャンピングカー生活大全」をご覧ください。

今回は、神奈川県 箱根町 よりお届けします

箱根駅伝の聖地 芦ノ湖畔で感じる興奮と感動

毎年、お正月の風物詩として多くの人々を熱狂させる箱根駅伝。1月2日の往路、そして1月3日の復路のスタート・ゴール地点となるのが、箱根・芦ノ湖畔です。ここには、例年数え切れないほどの観客が詰めかけ、選手たちへ熱い声援を送ります

往路:山登りの果て、栄光のゴール

小田原中継所から過酷な山登りへ挑む5区。選手たちは急勾配と厳しい寒さを乗り越え、芦ノ湖を目指します。そして、箱根の山々を駆け上がり、ついにたどり着くのが、芦ノ湖の往路フィニッシュ地点です

選手たちが目前に迫ると、ひときわ大きな声援が湧き上がります。選手がゴールするたびに空砲が轟き、通過した選手の順位を知らせてくれる。ゴールした選手の表情には、安堵、達成感、そして悔しさなど、様々な感情が入り混じります。特に最終ランナーがゴールする瞬間は感動的で、完走を讃える温かい拍手が湖畔に響き渡りました

この瞬間、ここ芦ノ湖は、まさに「感動の聖地」と化すのです

復路:新たな戦いの幕開け、過酷な山下りへ

明けて翌日、1月3日。芦ノ湖は、新たな戦いの幕開けの地となります。復路は往路のタイム差をもとにした時差スタート。前日の結果がそのまま反映されるため、各校の思惑が交錯する、緊張感あふれるスタートとなります

復路のスタートを飾るのは、最も過酷な区間の一つとも言われる6区山下り。標高差約840mを一気に駆け下りる、スピードと技術が求められる区間です

往路1位のチームを皮切りに、各校の選手たちが次々と芦ノ湖畔をスタートしていく。往路優勝の青山学院大学が午前8時ちょうどにスタート。その後、往路の順位とタイム差に応じて、各大学がスタートを切ります。なお、往路でトップと10分以上の差がついたチーム(往路15位以下)とオープン参加の関東学生連合は、午前8時10分に一斉にスタートとなります。特に、スタート直後のカーブは絶好の観戦ポイント。選手たちの迫力ある走りを間近で体感することができます。各校のエース級が揃うことも多く、そのスピードは圧巻。先頭を走る選手を追いかける後続の選手の、逆転をかけた力強い走りにも注目です。観客は固唾を呑んでその様子を見守り、選手が駆け抜けるたびに大きな声援が送られます

選手だけじゃない 応援団、チア、そして観客席にも注目

芦ノ湖畔の熱気は、選手たちだけが作り出しているものではありません。各大学の応援団とチアリーダーたちも、選手に負けないくらいの熱い応援を繰り広げます。特に、団長が発する気迫のこもった声援は、観客の視線を釘付けにするほどの迫力。そして、チアリーダーたちの華麗なパフォーマンスと愛らしい笑顔は、寒さを忘れさせるほど、見るものを魅了します

また、観客席を見渡すと、報知新聞の応援旗は提供数が限られているようで、数は少なめ。主催である読売新聞の旗が多く見受けられます。これはこれで、箱根駅伝ならではの光景と言えるかもしれません

さらに、湖上を行き交う海賊船を眺めると、外国人観光客の姿も見られます。彼らの中には、日本のお正月を代表するスポーツイベントである箱根駅伝の存在を知り、興味を抱いてこの地を訪れた人もいるかもしれません。日本国内のみならず、海外からも熱い視線が注がれていることが伺えます

箱根駅伝の歴史を学ぶなら、箱根駅伝ミュージアムへ

箱根駅伝の歴史や魅力をさらに深く知りたい方は、富士屋ホテルが運営する「箱根駅伝ミュージアム」を訪れてみてはいかがでしょうか。入場料はかかりますが、歴代の優勝校や名勝負の記録など、貴重な資料が展示されており、箱根駅伝ファンなら必見のスポットです。館内は撮影禁止ですが、なんと、Googleストリートビューで内部の様子を事前にチェックすることができます。ミュージアムショップは入場無料で利用でき、応援する大学のタオルやキーホルダーなどのグッズも購入できます。ミュージアムは芦ノ湖側にエントランス、ショップは国道1号線側にあります

当日の選手変更に注目 スタート・ゴール地点の選手一覧

スタート・ゴール地点には、出場選手の写真、氏名、年齢、出身高校が記載された選手一覧が掲示されています。注目すべきは、ピンク色で記された名前。これは、当日変更された選手を示しています。箱根駅伝では、往路・復路ともに当日朝にメンバー変更が認められています(1日4人まで、2日間で計6人が上限。正選手と補欠選手の交代のみで、既に区間配置された正選手同士の入れ替えは不可)。体調面か、はたまた戦略的な理由か、理由は定かではありませんが、多くのピンク色の名前が並ぶ光景は、舞台裏のドラマを想像させ、興味をそそられます

待ち時間も楽しもう

選手が通過するのは、ほんの10分程度。しかし、その一瞬のために、多くの観客が数時間前から場所取りをしています。でも、その待ち時間も、箱根駅伝観戦の醍醐味の一つ。周囲の観客と会話を楽しんだり、温かい飲み物で体を温めたり、箱根の景色を眺めたり…。思い思いの時間を過ごしながら、選手たちの到着を待つのも、また一興です

キャンピングカーで観戦の方必見 駐車場情報

芦ノ湖周辺には3か所の駐車場がありますが、その中でも、ある1か所だけ、富士山を比較的きれいに見ることができる絶景スポットがあります。キャンピングカーで観戦を考えている方は、ぜひ事前にチェックして最高のロケーションを確保しましょう。気になる駐車場の場所は、SNSのDMで尋ねてください

交通渋滞に注意 バスの利用も検討しよう

車で来場される方は、当日の交通渋滞に注意が必要です。もし、到着が遅れそうだと感じたら、迷わずバスの利用に切り替えましょう。会場周辺は大変な混雑が予想されますが、バス停には長い行列ができているものの、臨時便も多く運行されており、多くの人が利用しているようです。スタート・ゴール地点に人がいなくなっても、周辺道路の混雑はしばらく続きます。当日の予定は、時間に余裕を持って立てておくことを強くおすすめします

気温の変化に注意 万全の防寒対策を

日中は日差しがあれば9℃程度まで気温が上がりますが、夕方4時頃には3℃まで冷え込むことも。長時間屋外で過ごすことになるため、重ね着をするなど、寒暖差に対応できる服装を心がけましょう。帽子、手袋、マフラーなどの防寒具も忘れずに。特に、日が陰ってからの冷え込みには注意が必要です。カイロなどを持参すると、さらに安心です

数々のドラマが生まれる山の区間、そこに至るまでの物語

箱根駅伝がこれほどまでに有名になった背景には、各大学にとって大きな宣伝効果があるからです。テレビやラジオで「○○大学」の名が繰り返し放送されれば、大学の知名度アップ、ひいては学生募集にも好影響を与えます。そのため、各大学は優秀な選手を集めようと必死になる。特に、レースの行方を大きく左右する「山」の区間で活躍できる選手のスカウトには、並々ならぬ力を注いでいます。スカウト担当者は、将来有望な選手を探す際、選手の幼少期に注目するそうです。例えば、選手の親御さんに「小さい頃はどんな遊びをしていましたか」と質問し、「木登りや山登り」といった答えが返ってくれば、山岳適性を見抜くヒントになるというのです。幼少期にそうした遊びを経験していると、関節の使い方がうまく、起伏に強い選手に育つ可能性が高いとされています。まさに、才能発掘の原石を探すような、スカウト活動の舞台裏が垣間見えますね

観戦のポイントと注意点

芦ノ湖での観戦は、スタート・フィニッシュ地点付近だけでなく、周辺の様々な場所で楽しむことができます

  • 箱根駅伝ミュージアム前: スタート・フィニッシュ地点に近く、大画面でレース展開を確認できるため、人気の観戦スポットです
  • 国道1号線沿い: スタート直後のカーブなど、迫力ある走りを間近で見ることができます
  • 箱根関所跡: 歴史を感じながら、選手たちの走りを応援できます

ただし、当日は非常に混雑するため、早めの到着をおすすめします。また、周辺道路は交通規制が敷かれるため、公共交通機関の利用が賢明です。防寒対策も忘れずに

まとめ:芦ノ湖で、箱根駅伝の熱気を体感しよう

芦ノ湖畔は、箱根駅伝の感動と興奮を肌で感じられる特別な場所です。選手の力走、観客の声援、そして美しい芦ノ湖の景色が一体となり、忘れられない思い出となることでしょう

来年こそは、ぜひ芦ノ湖で、箱根駅伝の熱気を体感してみてはいかがでしょうか

箱根駅伝(神奈川県)周辺の情報

地図の操作方法は、⤥下の方 に記載していいます。

地図の操作方法

キャンピングカー生活で必要な情報を中心に紹介しています。キャンピングカー生活で必要なのは、風呂、トイレ、駐車場、スーパー、郵便局、ゆうちょATM、宅配業者、コンビニなどです。その他、観光情報なども合わせて紹介しています。アイコンがJAFマークの施設では、JAF会員の割引があります。今までの経験上、受付時にJAF会員の割引があるのを見過ごすことが多かったので、この地図で事前に確認してください。

現地で、GPSと組み合わせれば、さらに便利になります。現地に行くには、時間と手間が必要です。そういう人のために、現地の雰囲気を味わえるように、ストリートビューでも現地を紹介しています。いつかは訪れてみてください。キャンピングカーで暮らしていなくても、車での旅行や、電車での旅行にも利用できます。また、現地の人にとっては、旅の人が見た地元を知ることができます。是非、シニア渡り鳥が通った足跡で遊んでください。

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2025年 箱根駅伝<総合結果>

順位チーム名記録
1位青山学院大学10:32:52
2位駒澤大学10:35:13
3位早稲田大学10:41:21
4位國學院大學10:41:22
5位創価大学10:42:34
6位城西大学10:43:21
6位(同率)中央大学10:43:21
8位東洋大学10:44:45
9位帝京大学10:44:50
10位順天堂大学10:44:56
11位東京国際大学10:45:17
12位日本体育大学10:45:22
13位立教大学10:46:27
14位中央学院大学10:49:36
15位法政大学10:50:42
16位神奈川大学10:54:24
17位山梨学院大学10:55:02
18位専修大学10:57:43
19位大東文化大学10:58:55
20位日本大学11:00:36
関東学生連合10:53:56
最高記録(2024年 青学大)10:41:25
※関東学生連合はオープン参加のため順位なし